2007/07/18 「防水工事」
梅雨なので仕方ありませんが、ここの所の雨模様で
なかなか出来なかった防水工事を今日やっと行いました。
先日、根伐の状況の報告をしましたが1階の一部が
地盤面より床が下がっているので、そちら側の防水工事を
行うことにしていました。今回は監督さんの推薦もあり
ゴムアスファルト系の防水材を施工することにしています。
↑まず基礎の型枠にこのように“トンボ”を接着剤で付けていきます。
↑下地の捨てコンが少し濡れている事もあり壁面にはビニールシートを
床面には主に土木などで使われる板状の排水材とビニールシート
を敷きました。コンクリートのスラブ(床)と壁を打つので
これだけでも結構の効果はありそうです。
↑その上から最初に付けたトンボに断熱材を固定します。
今回は基礎の内側が一部内部空間となっていることと
内側に壁をふかしたくなかったので基礎部分は外断熱
としています。壁部分には防蟻処理をしている断熱材を
使います。
↑その上にプライマーを塗りゴムアスファルトルーフィングを
↓貼っていきます。
通常はゴムアスファルトを現場で塗布する工法のようですが
その場合2回塗布する工程が必要で1回目の防水層が乾燥した後に
2回目を塗布することになり天候の心配もあり、今回は
ゴムアスファルトルーフィングというを合成繊維不織布を基材とした
ゴムアスファルトに粘着層がついたシート状の製品を使用することに
しました。2回塗布するよりも防水層が厚く品質の安定はありそうです。
↑そのかわり、シートのジョイント部分(シート自体にも
強力な接着面があり、白く線が引いてある部分を重ね代として
重ねて貼っていますが)にシール材を打つのですが、
この面積でもかなりの長さになり大変なようでした。
↑最後のシールを打っている所です。
この内側に基礎をつくる事で、基礎の外側を
防水層でくるんでしまおう、という目論見です。
あとはシートにコンクリートを良く密着させて
打つ事が出来れば安心といえるでしょう。
なんとか天気ももってくれて一安心でした。
明日からは型枠を組んで鉄筋を組んでいく
作業に入っていきます。
この1週間雨が降らずに順調に進むことを
祈るばかりです。
何かのTEXTのように、つまらない書き込みに
なってしまったかもしれませんが
長くなってしまったので今日はこの辺で・・・。